大人の発達障害だから?仕事が覚えられない原因・対処法

仕事

新しく仕事をはじめたものの仕事が覚えられずに困った経験はありませんか?あまりに覚えられないときには自分を責めたくなりますが、大人の発達障害を疑ってみてもよいかもしれません

今回は40歳過ぎてもアルバイトを点々とする私なりに考えた、仕事が覚えられないときの対処法を解説していきます。正社員で長期間働けている方はスルーしてくださいね。

トミ

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42歳にしてASDの診断を受けた6歳児のママ。
Webライターをしながら細々と生活中です。
コミュニケーションが苦手なのでSNSのコメントを返せなかったらごめんなさい。

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仕事が覚えられないから大人の発達障害かどうかセルフチェック?

仕事が覚えられない原因を考えるうち「自分も大人の発達障害かも?」と思い、インターネット上のチェックリストなどで自己診断をして悶々とする…診断を受ける前の私もよくやってました。

大人の発達障害と言っても発達障害の種類によって特性もさまざまです。

ASD(自閉スペクトラム症)・ADHD(注意欠如多動症)などが有名ですがほかにも種類があり、素人がセルフチェックで診断できるほど甘くはないように思います。

セルフチェックは自分の特性を考えるきっかけにはなったと感じていますが、本当に仕事が覚えられなくて困っているのであれば、精神科や心療内科で医師に相談することをおすすめします。

実例!大人の発達障害で仕事が覚えられない原因・対処法

ここからは大人の発達障害のひとつASDと診断された私の経験をもとに、仕事が覚えられない原因・対策法を考えていきます。

ただし、大人の発達障害と言っても種類が多く、ASDひとつをとっても人によって症状はさまざまです。あくまで大人の発達障害で仕事が覚えられない人の一例としてご覧ください。

ASDの私の場合で仕事が覚えられない原因を考える

まずは、仕事でできなかったと感じたことを思い出し、仕事が覚えられなかった原因を考えてみることにしました。

きっちりとしたマニュアルがある仕事なら比較的スムーズに覚えられるのですが、そのマニュアルの内容を間違った解釈で実行してしまうことがあるようです。

わからないことを人に質問すればよいのでしょうが、人と話すことが苦手なので声をかけるにも時間がかかり、タイミングも最悪

さらに話を聞きながらのメモも苦手なので、親切な人が教えてくれても一度に覚えきれないこともよくあります。

それでも仕事に慣れてくると責任のある立場になることもあるのですが、仕事の種類が増えてくるとパニック状態に。ワーキングメモリが低い私は何かをしながら別の作業をすると高確率で失敗します。

ASDの私が仕事が覚えられないときの対策法を医師に相談

コミュニケーションが苦手なぶん、休み時間にはマニュアルを読み込み、帰宅後もメモを見直したり、まとめたりと自分なりの努力は惜しみません。

それでも仕事が覚えられず、ついにアルバイトをクビになってしまいました。

新しく仕事を探すことも怖くなり、医師に相談すると「苦手なことが多いからね。就労支援も必要でしょう」とのこと。ASDという特性を持つ私には、努力では補いきれない部分も多いということでしょう。

とくに人とのコミュニケーションは難題です。休み時間の雑談が苦手だと相談すると「ほかの人と休み時間をずらしてもらうように配慮もお願いできますよ」との回答が。でも、それはそれで仕事仲間から浮きそうで怖い気がします。

とにかく目立たず過ごしたいのですが…難しいですね。

大人の発達障害でも就労支援を受けられる

就労支援というと障害のある人のための支援で障害者手帳が必要なイメージでした。私はASDと診断されてはいるものの、障害者手帳は持っていません

それでも主治医の先生からは早い段階で就労支援の話をされたので驚きました。医師の診断書や意見書があれば就労支援を受けられるそうです。

会社に自分の特性に対する配慮をお願いする勇気のない私も、就労支援を受ければ働きやすい職場環境を探せるかも?少し希望が見えてきました。

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